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2013年7月24日水曜日

大阪市立自然史博物館 第44回特別展 いきもの いっぱい 大阪湾 ~フナムシからクジラまで~ 内覧会報告 その3

んだば続き。


目立ちモノとしてはコレですよね~。
マッコウジクラ全身骨格組み立て取材でも見たあの子でございます。
やはり実際の展示ではがっつりは近づけないようになってますね~、とはいえ十分間近に観れますが。





組み立て取材の時に一緒に来たスナメリが置かれている・・・にしてはなんだか違う気がするなぁ?こんなに大きかったっけ?と思ってたら、ハセイルカというこれまた別の子の全身骨格標本でありました。





スナメリちゃんも、ちゃんと居ました♪
マッコウクジラを見た後だとすごく小さく見えるけど、この子だってもし目の前泳いでいたらとても大きく感じるだろうね。



夏休み自由研究ネタ用:展示されているマッコウクジラは、平成22年5月に大阪府堺泉北港に死亡漂着した子なの。 ニュースになったりもしたので、大きな図書館等で当時の新聞記事を探してみるのはどうかな? ネットで見つかるちょっとしたモノならこのブログの過去記事にもまとめてあるから参考にしてみてね。 このマッコウクジラの9.1メートルというサイズがどれくらいのものか、例えば歩いた歩幅で何歩分とか、自分の身長の何倍あるとかも計算してみよう。




さて、マッコウクジラのお腹の辺りに置かれているこちらは、このマッコウクジラのぽんぽんから出てきたイカさん達の顎板、カラストンビと呼ばれているくちばしのようなものです。
右奥にあるのはダイオウイカのカラストンビ。
左下にあるごく普通のイカから取れた小さなカラストンビと比べると、どれほど大きいイカだったのか想像が・・・デカすぎて想像つかんわwww



夏休み自由研究ネタ:スーパーで売られているスルメイカなどからもカラストンビを取り出す事が出来るので、もしご家庭でカットしていない一匹まるごとのイカを買って調理する事があれば、お願いして取らせてもらおう。 また、調理前に全身を伸ばした姿の写真を撮ったり長さを測っておくと、この大きさのイカからこのカラストンビなら、この展示されてるダイオウイカはこれくらい大きかったんじゃないかと想像する事もできるね。 かなりとがった形をしているので、怪我しないように注意。 カラストンビ以外にも、腕にある吸盤を良く見ると硬い角質層になっていて取り出せたり、内臓裏に軟甲と呼ばれる細長い骨があったりと色々取って残しておけるものがあるので、調べて取ってみよう。





他にも骨格標本は置いてあった。
入り口前にはミンククジラ頭部。





中にもミンククジラやアカウミガメ。





左上のカメに見えないカメ骨は、おなか側の骨だぁねぇ。



夏休み自由研究ネタ用:上画像の左上の亀腹甲だけど、バラけかけてるおかげで骨の繋ぎがよく分かっていいと思うの。 亀の骨は、背甲もにしても腹甲にしても、一枚板に見えて実はいくつかのパーツがパズルのピースをあわせるような感じで組み合わさっています。 ただ、その合わせるデコボコがすっごいギザギザデコボコになってるので、見たらびっくりするよ。 木の板や枝を無理やり折った時の断面に似てる。





その4へ続く。







■■ 追 記 ■■

当ブログの特別展記事関連のまとめページは↓こちら↓

大阪市立自然史博物館 第44回特別展 いきもの いっぱい 大阪湾 ~フナムシからクジラまで~ まとめ




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