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2013年10月12日土曜日

閲覧注意度【高】 ドーナツというか巾着袋の口というか


ヨツユビハリネズミの「るな」が逝きました。





剥きました。





見に来てくれてる常連さんはわかってくれてるとおもうけど、一見さん向けに言うておきやす。

ペット達は生きてる時のほうが大好きです!!愛してます!!
もふもふちゅっちゅしながら「愛してるよべいびぃ♪」と囁くひと時のなんと幸せな事か!

でも逝ったら剥きます。

骨まで愛します。




というわけで以下グロ画像。

※最近折りたたみ機能を使ってグロ画像記事は折りたたんでおります(過去記事も修正済)。
ブログトップから入られた方は以下が折りたたまれておりますが、直で飛んで来られた方は展開状態での閲覧となるようですが、ブログ上部のヘッダにも書いてるしタイトルにも閲覧注意度記してあるし~なので、見たくなかったといわれようがそこまで責任もてませぬよん。







さて、こないだ逝ったばかりで、処理もまったく進んでおりません。
では何を記事に~という事ですが・・・

ハリネズミって針毛あるじゃないですか。
あれ、イガグリ防御モードにするには筋肉とかが必要ですよね。
そこそこ上手く剥けたので、その筋肉がうまい具合にお見せできる状態になったのでコレは記事にせねばと思ったわけなのですよ。
しかも停滞ネタはどんどこ記憶が薄れて記事に起こすのが大変なのとかあれこれあるので、覚えてるウチにってやつです。




それでは~・・・





ぺろん。


あとで図解もどきもうpりますが、通常皮下脂肪といわれる脂肪層の上にさらに一層筋肉層があります。




剥ぎ途中のどアップ。


わかりにくいかもですが、筋肉繊維が針毛の根元にからむ感じについていて、剥くのが大変です。
骨だけ取れれば良いとか皮なめし時になんとかこそぎ取ればいいから適当に剥けやという噂もありますが、出来うる限り剥く段階から丁寧にしておいたほうが後々皮処理が楽なのです。
剥いた後の本体側状態も大切な記録ですしね。




まぁがんばった成果がこの程度かよと言われると辛いのですが・・・、針剥き経験者ならきっとわかってくれるはず・・・。


胴をぐるりと巻くドーナツ状筋肉がわかるでしょうか?




前の方から見て見ましょう。


背中が黄色く脂肪層だけに見えますが、筋肉層が薄すぎなのとみっちり絡んでいて削ぎきれなかったのでこうなってしまいましたが、本来ドーナツ状筋肉繋がりで薄い層があります。
逆に言えば、削ぐ余裕のあったこの厚い層は、ボール形態変形用とも言えますな。




ドーナツ状筋肉を本体から剥いでみました。


本来の体躯に付いているメイン筋肉とは別枠で存在する筋肉だとはっきりわかりますね。





胴輪切り図解らしきものぺたし。

使用ソフトの関係で微妙な厚み変化が描けなかったので簡略化されていますが、現物画像と合わせて脳内補完たのんます。
いがぐり防御用筋肉の厚い箇所が、ボール形態になる時の絞り口というか巾着袋の口というかゴムというかキュってさせる役割なわけですよ。




つかボール形態ってなんぞ?な方用ぺたし。
このばんざ~い状態が・・・






はにゅっとなって






くにゅっとなって





おこ くらいの状態になって





激おこ になり






ムカ着火なんとかイガグリ防御状態となるわけです。





この天使画像の赤くなぞった辺りがイガグリ防御用筋肉の厚いトコで





自分でなぞってても不思議におもうが、筋肉キュってさせたらこんな風に輪がすぼまっていってボールになれる~と。






グロ終わってなんかきゃわわな画像に移ったと思わせといてまたグロへ。




皮の半分だけですが肉と油をこそぎ落としてみました。





肉有り側。





無し側。





境目。


脂肪がパネェ。
こそいでもこそいでも脂脂脂。




毛皮(というか針皮?w)も骨も、ただ今絶賛肉こそぎ脂こそぎ中でございます。
毛皮のほうはなんとかなりそうな気配ですが、骨側の脂と血が抜ける気配が見えません、どうしましょう、脂まみれ真っ黄色仕上がりとなってしまったリチャソン骨の悪夢再びな予感がします。




いつもはこれだけ画像があれば分割うpするのじゃが、分けたら忘れそうだったので一気に貼りましたw

皮・骨とも仕上がる(というか骨は無理そう)のはまだまだ先なので続報は期待せぬよう。







そしてまた後回しにされた古いネタの記憶がさらに崩壊が進み封印されていく罠。





次回更新はいつになるのやら・・・・・・。




5 件のコメント:

ヒデッコ さんのコメント...

これは、これは! 貴重なものをお見せいただきありがたや。

腹筋だけではあれほどまでに固く丸まれるのか?と思っていましたが、あのリング状筋肉をキュッと絞ればうまく丸まれるんですね。納得しました。

やはり剥いてみないとわかからないことが多いものですね~。

「骨格標本作製法」には漂白は過酸化水素水で、漂白はエーテルとアルコールの等量を使うようですが、ひとりホネホネ団では難しいんですかね? 

仕上がりを楽しみにしていますよ。


ところで、「楽店」に出ているアルビノ・クマワラジムシって、・冷蔵庫の主・さんちの?

・冷蔵庫の主・ さんのコメント...

>ヒデッコ しゃんへ

針毛用筋肉が剥くときやっかいだという話だけは聞いていましたが、やっかいなのを忘れるほど面白い構造とは思っていませんでした。
ほんとこの筋肉は、言葉だけで説明されてもけして理解しきれない構造ですよねこれは。

オキシを使った漂白はとても便利で利用しています。
ただ、エーテルやアルコールは「エーテルってなんぞ?アルコールとエタノールじゃ別?」ってレベルであうあうしてるので手を出しておりませぬw
とりあえず近くの薬局で売ってるアイテムでは無いようで。
でもアセトンとかと比べたら購入も処理もうんと楽ですよねぇきっと。


うちのアルビノやタンジェリン達は販売に回す気無いんで、もし今後僕の名で出てたとしても偽者ですわw
ここまで固定決まったワラジがガチな飼育者にわたったら即効で爆繁殖されて価値無くなりますものwww

Laura さんのコメント...

るなちゃん、合掌。ここまで飼主さんに愛してもらえるのは幸せだと思う。
…私もオニプー剥きたいけれど、臭いが恐くて勇気がでない。 
 
ハリネズミは巾着だったか。
わたし、てっきりダンゴムシみたく丸まってるだけかと思ってた。目から鱗です。
 
一つ、記事と関係ない質問。
色変ワラジたちの固定過程で、戻し交配とか血が濃くなるのを防ぐことされています?
差し支えなければ教えてください。
 
あのね、うちのスノーホワイトが(ノД`)・゜・。
もうフルアダルト数匹で風前の灯。
ほかのケージに分散してもうまくホモが出てこなくて。 
 
致死遺伝子があるのか(犬では存在することはコリーで学んだ)、血が濃くなっただけなのか…わかんねぇ。

・冷蔵庫の主・ さんのコメント...

>Laura しゃんへ

ごめええええん!レス返したつもりが書いてなかったああああ!!!

おにぷ~は・・・匂うだろうねぇ(--;
おちっこ袋破いてしまうととてもアンモwww
あとあれくらい大きい子だよ皮が屈強ぽいから、切れなくて進まないかも。
骨に手出し始めた昔に、丁度落ちたイグアナおにぷの倍サイズ位かな)いるからといって送ってもらった事があるのですが、途中で断念して骨仲間に譲りました・・・。


スノーホワイトちゃんが絶えるのは困る!というか悲しいすぎるううう!!
我が家の各色組は、ホモだのヘテロだのの知識がさっぱりゆえ戻しとか追加とかはしておりませぬ。
ただ、最初の選抜の時点でいきなり優良個体だけ抜いて~ではなくごちゃまぜのまま因子持ちというか母数増やしをかけておいたせいか、今の所産まなくなったりとかの症状は出ていませぬ。
カラー分けの他にも、カラー作出の元グループを残しておくとかの予備弾確保はしています。
虫系で血の濃さ云々はたかだか5代10代じゃ影響しないもんだけど、なんかクワガタとかのホワイトアイでは限界来てる例があるから、ホワイトアイはなにかそういうのと絡んでる遺伝子があるのかもですね・・・。

うちも、余裕こいてたらある時からバタタっと逝き出したりするんだろうなぁ・・・。
かといって今から黒足してまた抜いてってヤル根性は起きないわぁw

Laura さんのコメント...

お返事ありがとうございます~!!
クワガタでは行き詰まりあるんですね。。。
 
スノウホワイト産出群(300対1くらいでスノウホワイトが出てきてた、時々庭から数匹ワラジ投入してたり。餌用だったし^^;)はコロニー自体が崩壊しちゃって、分散させてもバッタバッタ消滅していったの…打つ手がなかったorz

そのまんまの消滅タッパで庭から新たに採取したワラジ入れると、普通に繁殖ボウボウになるんだよねぇ…。ウィルスとかじゃなさそうな。
 
スノウホワイト隔離群は、去年までは普通に繁殖してたのに、パタリと繁殖が止まりました。

せめて写真残そうとするのに、ピンボケだらけで話にならんTTピントが合わない~!キィィィ!
 
...・冷蔵庫の主・さま、風前のともし火だけど、数匹要りませんか?いや、もう、5匹ほどなんだけど…
写真材料とか。←自分で上手く撮れないから他人に、とかいう汚い根性です><