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2012年11月23日金曜日

閲覧注意度【高】 vs脱走犯


「アフリカヤマネ」で検索していると、どうしても『脱走された』という話は定期的に見かける。
まぁそういうのは大抵鳥かごタイプのケージで飼育してたりするわけですよ。
旧ブログに置いてる飼育指南でも1cmピッチ程度のんじゃチビなら脱走されると書いてはおいたが、まぁ過疎ブログかつ読みづらい文章では誰も気付いちゃおらんわいなと。

先日もリスケージで飼育してた方が脱走されたとのツイートを見て、「逃げるたぁ言うたが成獣でもそないポンポン逃げれるほどやったっけ?」と思い、ならば確認してみりゃええんちゃうん!?(゜Д゜)っちゅ~ことで検証してみた。

ただし骨で!

だって生きてる子でやって逃亡されたらどうすんのよwwww

骨と生体じゃ全然ちゃうやんって思うじゃろうが、自分で頭や顎をなでてもらえば分かるた思うが、上下にゃ皮乗ってる程度なんよ(二重顎のお肉は横ににょろんって動くしねw)。
だから骨でもめちゃ数値に差が出るわけではないのだ。




では、アフリカヤマネの成獣骨登場。
首からもげてるし頬骨折れてるが、今回は上下幅が確認できればいいのでこれで十分(餅焼き網のように正方形網目ならより幅のある横の数値が重要になっから頬骨必要じゃしさらに肉の分の余裕が必要じゃが、鳥かごのように上下もしくは左右に肉の逃げ道がたっぷりあるなら、細い側の数値だけでええ)。





我が家はプラケ飼育、とはいえ鳥組用のカゴがあるのでそいつで確認。
これはHOEIさんの中型インコ用で11ミリピッチ。





11ミリピッチっつっても棒(?)自体の太さも加わるので、隙間としてはほぼ9~10ミリ。





ピッチ誤差の中でも広そうなところを選んで~・・・・





無理wwww






さすがに成獣じゃつらいよね~と言いたいところだが、脱走されたというリスケージは、画像から判断してHOEIのSNY10SLQで同じ11ミリピッチ製品。
どこかつなぎ目ポイント系でもっと幅が広くなってるとこが・・・・・あった!





組み立て時に引っ掛けるトコとか一番端っことかはやっぱ広くなっちゃったりするよね~。
では、一番広く開いてそうなこの端っこによっこらせ・・・・・





すぽん。





見事に通ってしまいました。
脱走ポイントはこういうトコやね。





『頭通ってもあの太い胴は抜けへんやろ』という意見もあるじゃろが、ハムスターあたりでの実験でやってたりするが、「頭が抜ける穴なら胴も抜ける」というのはよくありまして。

あ、こんなところにちょうど水風呂処理中の子が。

どっこいせ。

頭部は横幅頬骨基準で直径14ミリ円通過、あばらの一番太くなるトコもそのまま同じ14ミリ円をすっぽり通りました♪
まんまる状態で14ミリなので、ちょっと押されて楕円になれば12ミリ幅位もあれば余裕なんじゃね?






HOEIさんをいじめたいわけじゃないが、カタログ見てたらハムスター用なんかで12.2ミリピッチの商品とかもあった。
そんなんとかやと大きく開いてしもたトコとか実質13~14位の幅になる場合もあるじゃろうね。

ちなみにGBさんやアイリスオーヤマさんはぱっと見ピッチ書いてる項目が見つけられなんだ。

問い合わせるか、店頭の現物測るっきゃないねぇ。





というわけで、これからアフリカヤマネを飼育したいなと思ってるそこのあなた。

新しいケージを買おうと思ってるそこのあなた。

鳥かごタイプが欲しいなら、カタログのピッチ表示チェックやものさし片手に店頭現物チェックを宜しくだぜっっъ(`ー゜)



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