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2012年8月12日日曜日

閲覧注意度【中】 孵らぬのなら

後回しにされてたシリーズもいっこ。



クロイロコウガイビルの「アー」「ベー」が残してくれた卵ですが、いくら待っても孵る気配が無いのがひとつ残ってました。
ここまで来ると死んでる可能性が高いと思い出して観察する事に。

よく見ると、シワのようなモノが一本・・・。
水ぶっかけてそっとくにくにすると、ただの凹みシワではなく、破けた痕のようです。
以前から出来てたものならばとっくに中身は死んでるだろうし、孵化の為の破けたてであるならそれこそもう開けても大丈夫ってことで・・・





くにっとな。






なんか・・・硬い・・・。

ぱかっっっ。


中央部分がきれいにヘコんどるのぉ。
発生してないままか、とっくに途中でとまってたかって感じ。




殻を外してみる。


断面でもそうだけど、頭神経節や腸管のような枝分かれが透けて見える様子もねぇなぁ。
最後らへんの卵だったし、もう精子の残りが無くて無精卵だったんかもな~。


いま残ってる子達は、繁殖可能かどうかでいうとちょっと若くて無理っぽいので、当分は卵を拝む機会はなさそうです。











ついでといっちゃなんだが、謎コウガイビルの「えふ」たんでっす。
ミミズも食べるけど、どっちかというとナメクジのほうが好きな模様。



この子の伴侶をなんとしても見つけたいが、梅雨時期にも見つからず、今はせいぜい一時小雨がパラつく程度・・・、たとえ居たとしても見つけられるほど上には上がってこないでしょう。
ナメクジ食いの在来種達が分裂増殖できない事を考えると、体系食性が似てるこの子も切って増やしてみるという手はリスクが高すぎるのでやりません。


まぁこの子だけじゃなく、ほかの種類のも欲しいんだけどなw








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