あんよ見てみませうか。
ひざ下、ふくらはぎとかんトコの骨ってなんか太細セットになってるのよね~なんでだろ。
例のブログ記事で、この太いのんと細いのんとの関係がどうこう書いてたんだが、ピンボケやら脂分でさっぱりわかりません。
というわけで指乗せ。
うん、そこそこ綺麗に写ってるのでこれなら件の部位状況が判るな。
謎骨ちゃんは、足首側の太細が合体してる部分の様子が「二本がぴったりくっ付いている」状態だったんだけど、こちらのアフリカヤマネはどう見ても一体化してます。
あと、ひざ側のほうで謎骨は細い方の骨がもっと短かった。
画像右下の子だが・・・やっべ、おもいっきり左右の骨間違えて置いてるやん∑(゜△゜;)
各自脳内補完するように。
例の記事のEがソレだとするならば、ドーナツ型か穴無しかな大きな違いがあるが、みんなドーナツ型だと思ってたからちとびっくり。
あと、この骨は成獣幼獣共にメスなので、オスの場合はちょっと形が変わって、ドーナツ下っかわ(画像の置き方でいうと右側)の面が、メスはまっすぐだけどオスはでっぱってるるる。
これで最後、こいつは名前がわかるぜ!肩甲骨ってヤツだ・・・よね?
んで、この肩甲骨に見られる違いはというと、背中側の広がってる方の形状がなんとなく違う表現しにくいけどなんかちゃうねん。
あと、肩側の細い方がこっちのが細い。
表現としては逆が正しいんかな?アフリカヤマネのほうがより背中側に向かってより広がっている、か。
とりあえず撮ったりなんかしたのはこれで終了。
んふふ♪
「なんとなく違う気がする」が「はっきり別物と断定できる」になるのは楽しいねぇ。
なんせ僕のお味噌はまともに情報を記憶してないもんで、こうやっていちいち画像穿り出して比較しないといかんのはつらい。
せめて頭骨くらいは資料無しで「これはアフリカヤマネ! それは違う!」って言えるようになりたいなぁ。
それにしてもこの記事の幼獣ちゃんはいったい誰なんだろう?
げっしークラスタならびに骨クラスタの皆さんで心当たりがある方は是非コメント入れにいってあげてください。
ふぅw 久しぶりにまともな更新したわぁ( *^Д^*)
5 件のコメント:
骨の各部分の拡大写真、ありがとうございます。
ヤマネはネズミ科の動物のように脛骨と腓骨が踝の方でしっかり合体癒合していることがわかりました。
あの幼獣はヤマネ科の動物ではないのかな?と思い始めております。そうすると残るはリス科の動物ということになります、、、、。
いずれにしても、骨の写真のアップ感謝感激です。
初めまして。主に死肉食のハエの幼虫行動の研究をしている村山茂樹と申します。大阪市立自然史博物館には双翅目談話会の会合でちょくちょく御厄介になっております。
さて、手のひらサイズ以下の小動物の骨格標本ですが、透明骨格標本にしないのなら剥皮してから軽く湯通しして、トビイロシワアリの巣の上に置き、植木鉢を被せたうえでコンクリートブロックなどで重石をして鳥獣の食害を防いでおけば、1週間もたたないうちに綺麗な骨格標本になってしまいます。もちろん骨格が靭帯で結合したままで。
>fukuda, fumio しゃんへ
ひと段落こいたらすっかりお返事も忘れてましたすんまへん(一人一 )
好きでやってたつたない事でも誰かのお役に立てたのは嬉しいかぎりです♪
にしてもあの子は誰ちゃんなんでしょうねぇ(?_?)
>村山茂樹 しゃんへ
初めましてでし~。
おやおや、こちらは月1位でしか行ってませんが、廊下ですれ違ってる事位あるかもですね(*'▽')
透明標本化は、骨格が取れないからではなく、肉との関係も合わせたモノが欲しい&小さくないと透明化が大変らしいとかそういった理由なので、むいむいさんの出番はまだかな~。
一度試してはみたいですが、ありんこさんの区別がつかないですげふげふ。
ご返信感謝申し上げます。
トビイロシワアリは、ナメクジの死体に土の粒を張り付けて粘液封鎖して、その中で肉だけ削り取って食べてしまう小型のアリで、日本中の人家の庭先にクロヤマアリやトビイロケアリと並んでふつうに見られるアリです。多女王制、マルチサテライトコロニー性の大コロニーを作ってます。
因みに、ナメクジやカタツムリではなくミミズになると、クサアリ類やアミメアリが有能な捕食者になってます。コウガイビルの食物を巡っての競合者になっていることでしょう。
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